パラリンピック閉会式でのパーソンズ会長の挨拶に驚き!
「金継ぎ」を語っておられるではないですか
8月から9月初めまでは、オリパラTV観戦で多忙でした。予想以上にパラリンピックでは感動、感動…。さらに東京・国立競技場で9月5日夜に行われたパラリンピック東京大会閉会式は最終を飾るにふさわしいカラフルでパワーと希望にあふれる演出でした。
最後の方で国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が閉会の挨拶をされたのですが、お話の中に突然「金継ぎ」というワードが出てきたのにビックリ仰天。日本には器の欠けやひび割れを漆などでつなぎ合わせて直す伝統技法「金継ぎ」があり、その思想は「不完全さを受け入れ、隠すのではなく大事にしようという考え方です」と紹介。そのうえでパラリンピックの理念と共通すると語られました。
パーソンズ会長は開会式のときもそうでしたが、とにかく熱く、内容も相まって聴く人を魅了するスピーカーです。マイナーな「金継ぎ」とパラリンピックを結び世界に発信いただき、パーソンズ会長のファンになりました。そして「金継ぎ」っていいなぁ、とあらためて思うのです。